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矯正治療に関する
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歯列の後戻りが心配なのですが

【歯並びが悪くなる習慣やくせ】

 

・頬杖や横向き寝

生活習慣の中で頬杖や横向き寝を続けていると、少しずつですが歯並びに影響を与えることがあります。

頻度が少ないと問題にならないのですが、日常的に行うことで歯並びが悪くなる原因になります。

 

・唇のくせ

唇を吸ったり、かんだりするくせは歯を強く押し付けてしまい歯並びが悪くなる原因になります。

 

・口呼吸

口呼吸は口を開けたままにしていることが多いので、口の周りの筋力が落ちてしまい唇で歯を抑える力が弱くなってしまいます。

 

【保定期間の重要性】

 

後戻りとは、矯正治療して整えた歯並びが少しずつ元の位置に戻ってしまうことです。

矯正治療が終わったばかりの歯は整っていても歯の骨はまだ不安定なため動きやすく、後戻りしやすいです。

そのため、歯並びが元に戻らない様に保定装置を使用する必要があるのです。

この保定装置をつける期間が重要で、リテーナーと呼ばれる装置を使って歯並びを固定させます。

リテーナーの装着期間は平均で2年程度のことが多いですが、舌を出すくせなどがある場合にはくせが改善するまで使用することが望ましいでしょう。

 

ただ、リテーナーは取り外し式の装置のことも多く、患者さんが自分で取り外すことができるので、正しい装着時間や装着期間を守らないと歯が少しずつ動いてしまうことがあります。

 

保定期間に入って骨が安定してくると、就寝中のみに変更して1日の装着時間を減らして使用します。

矯正治療は治療期間が終わり、装置が外れると終わりではなく、保定期間も含めて矯正治療なので、歯並びを安定させるためにしっかりとリテーナーを使用することが大切です。

 

【定期検診を受ける】

 

矯正治療が終わった後も定期的に検診を受けることで歯並びが少し動いた場合でも対処が出来ます。

定期検診の期間は半年から1年とお口の状態によってさまざまですが、歯並びと歯の状態を確認するのでお口の中の状態を保つために重要です。

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