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矯正は医療費控除の対象になるのか?
【医療費控除とは?】
1年間で10万円以上支払った人(年収200万円以下の方は5%)が対象になり、確定申告をすると還付金が戻ってきたり、税金が控除されたりする制度です。
対象となるのは本人だけの医療費ではなく、家族の分も含めた医療費が対象になります。
また、単身赴任や進学で同じ場所に住んでいない場合にも対象になります。
また医療費控除は通院にかかった費用以外にも公共交通期間の交通費も含まれます。
この時、自家用車で通院したガソリン代は含まれないので気をつけましょう。
【矯正の医療費控除】
矯正の医療費控除はすべてが対象になるわけではありません。
審美的な目的の場合には対象になりませんが、かみ合わせを改善する必要がある場合には対象になるので、子供の矯正の場合にはほとんどが医療費控除の対象になります。
この時、矯正医の診断書が必要になるので医療費控除を希望している方は主治医に頼んでおきましょう。
また医療費控除の対象になる場合には領収書を別に保管しておくと手続きがスムーズなので準備しておくと良いですね。
【成人矯正の場合は?】
成人矯正の場合には、原則的に美容や予防のための矯正は医療費控除の対象にはなりませんが、見た目だけでなく、咀嚼機能の改善をする場合には医療費控除の対象になることがあります。
その場合には矯正歯科医の咀嚼機能やかみ合わせの問題を改善するために行うことを診断書に添付していれば医療費控除が受けられるでしょう。
【矯正の医療費控除のポイント】
矯正治療は1年だけでなく数年かかることもある治療です。
医療費控除は少しずつ支払って年をまたいでしまうより、一括で支払いをして申請した方がお得です。
歯科用ローンやカード払いなどで支払いをしても医療費控除の対象になるので検討してみてくださいね。
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