インビザラインとひとくちに言ってもいくつか種類があります。

その種類ごとに適応範囲が異なっており、インビザラインは比較的さまざまな症例に対応しています。

 

【スペースが必要な症例にも対応】

 

インビザライン・フルは出っ歯や受け口などの抜歯をしてスペースを作る必要がある症例にも対応しています。

このインビザライン・フルは治療期間に制限もありませんし、マウスピースの枚数にも制限がありません。

 

【部分矯正も可能】

 

インビザライン・ライトは前歯の部分に特化した矯正方法です。

約7カ月で治療が終わる様な部分的な矯正に特化した方法です。

マウスピースの枚数は14枚という制限があるので適応できる範囲に限りがあり、患者さんのお口の状態を確認した上で治療可能か判断します。

 

【さらに動きが少ない歯並びにも対応】

 

インビザライン・エクスプレスはインビザライン・ライトより動きが少ない歯並びに対応している矯正の種類です。

後戻りの防止や前歯の少しのずれなどに対応しています。

部分矯正の上に短期間の治療なので低価格なのがメリットです。

ただ、こちらも適応になる症例が限られているのでまずは相談してみてくださいね。

 

【永久歯の萌出途中でも対応できる】

 

インビザライン・ティーンは永久歯の萌出途中でも矯正可能です。

透明の見た目のマウスピース矯正は中学生～高校生の思春期でもワイヤー矯正の様に人目を気にすることなく治療できます。

 

この様にインビザラインは歯並びの程度によって種類が分かれています。

ほかのマウスピース矯正に比べて抜歯も含む症例にも対応しているので治療範囲は広いと言えます。

患者さんのお口の中の状態を見ながら治療の種類を決めていきます。